スリッターと巻取軸 株式会社アイムエンジニアリング
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IMS-200IMS-100IMS-100SIMS-110IMS-115
フィルム用スリッター IMS-200
製品幅25mm×34条、速度300m/min 巻取運転
仕様
原材料幅 400〜1500mm
巻出最大径 φ 800mm
巻取最大径 φ 500mm (特殊 φ600mm)
巻取軸径 φ 3インチ
切断幅 標準80mm以上
(特殊20mm以上)
切断速度 0〜400m/min
スリット方式 シャーカット方式
レザーカット方式
駆動モータ (ローラ) ACサーボモータ
(巻取)   インバータモータ
(耳巻取) ACサーボモータ
巻出張力 張力検出、フィードバック制御
巻取張力 張力検出、フィードバック制御
EPC装置 光電検出、電動シリンダー作動
 
フィルム用スリッター「IMS-200」には
アイム独自の便利な機能が多数搭載されています。

  1. AST式刃物位置決装置
  2. 高品質化機能
  3. 各個フリクション巻取軸
AST式「シャー刃位置決め装置」
AST式刃物位置決め装置

標準機並みの価格で全自動を超えた位置決め方式です
仕様
上刃・下刃 同時位置決め
下刃駆動・上刃フリー
パスライン 直線切り・屈曲切り
切断幅設定 0.1mm単位
位置決め精度 0.1mm
最小切断幅 25mm〜
最大切断条数 40条
アイムの刃物位置決め装置は
早く、簡単、高精度。
1. 「移動」ボタンを押すと、位置決め装置が正確な位置に移動します。
2. 位置決め装置(指針)に上下刃を合わせます。
3. 「固定」ボタンを押すと、上下刃が位置決めされます。
4. ネジを締め、固定します。
上記の繰返しで位置決めを行います。
最小切断幅は25oを実現。
 
AST式のメリット

1.位置決め精度
 構造がシンプルなので、精度が出しやすく、長期間使用においても精度が落ちる事はありません。
2.位置決め時間 ( 5条スリット時)1分25秒
(10条スリット時)2分00秒
(20条スリット時)3分50秒
 位置決め時間は全自動方式と変りません。短時間で位置決め可能なのは、作業が簡単で、不確実な部分が無く、無駄が無いからです。
3.価格
 標準機並みの価格で、性能は全自動方式を超えた位置決め方式です。
4.最小切断幅 25mm〜
5.将来の切断条数の変更が自由自在
 AST式の最大のメリットです。初期設定では、最小切断幅25mm、最大切断条数40条までプログラムされています。切断条数を増やす場合は上刃・下刃を追加すれば、簡単に、自由に、変更可能です。
6.下刃連続配置
 シャー刃位置決め装置にすると、パスラインは直線切りになリます。AST式では、使用する下刃と下刃の間に自由に下刃を連続配置する事が出来、1本のローラに近い形状に出来ます。下刃間のフィルムの落込みも少なく、走行時の安定性は増します。
又、25o幅用の下刃を選択しますと、屈曲切りが可能になります。
7.メンテナンス関係
 構造・制御が、全自動方式と比較して大幅にシンプルなため、トラブルの可能性は非常に低くなっています。
8.微調整
 印刷されたフィルム等で、印刷パターンにスリット位置を合わせる必要がある場合、「微調整」画面で必要な上刃・下刃のみ指定し、微調整量を設定する事により、簡単に微調整が可能です。
各位置決め方式のメリット比較表
各位置決め方式のメリット比較表
高品質化機能
巻取張力フィードバック制御 〔巻取張力フィードバック制御〕

 高品質化には性能の良いフリクション軸と正確な張力制御が必要です。実際の巻取張力を検出し制御する事で、いつも正確で安定した巻取運転が可能です。
製品取出装置 〔巻取タッチローラ〕

 巻取時のフィルム層間のエアーの巻き込みは、品質に大きな影響を与えます。アイムの各個タッチローラは、フィルムの巻き込み接点とタッチローラの接触点が常に一定。巻取径の変化には関係なく、一定・理想のパスラインを保ちます。
 又、巻取直前のパスライン長さが、従来方式に比較して約半分のため、シワ及び巻きズレが発生しにくい方式です。
巻取コア位置決め装置 〔巻取コア位置決め装置〕

 製品幅を変更すると、巻取コア位置をタッチパネルに表示します。その寸法に従って、位置決めカラーを高精度(0.1mm単位)に位置決め可能。刃物位置決めとコア位置決めで、スリット前の準備が短時間、しかも高精度に完了出来ます。
製品取出装置 〔製品取出装置〕

 簡単・スピーディーで、クリーンな取出装置です。